書の心
- 作者: 岡田崇花,水垣久
- 出版社/メーカー: http books
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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ひろこ女史がボールペン字のテキストに取り組んでいると聞いて以来、私も、何かやってみたくて仕方がなかったので買ってみた。『えんぴつで奥の細道』とどちらにするか迷ったのだけど、一日一首というのが分かりやすくて良いだろう、ということで。
旅行その他で写経をする機会があって、そのたびに、ゆっくりと一字一字に気をつけて書くことの面白さを感じていたんだよね。飽きずに続けて、3ヶ月後「終わった!」という報告が出来るといいな。
アーテリジェントスクール
六本木ヒルズで週末に開講されている【アーテリジェントスクール】に参加してきた。アーテリは、「ビューティー」「ビジネス&スキル」「語学」「アクセサリー作り」など、幅広い分野をカバーするカルチャースクール。忙しい人でも気軽に参加できる1回完結型(3000円)なのが特徴的かつ魅力的。
今回、参加したのは、オンリーワンズ・ネットの山本秀行さんが講師を務める【パーソナルブランディング入門】・【オンリーワン企画塾】。規約上ここに内容を詳しく書くことはできないけれど、説明の際の例えが分かりやすく、楽しく学ぶことができた。
セミナーの中で、同じグループの方々から第一印象についてのコメントをもらったのだけど、「明るい」「物怖じしない」「相手に気を遣う」「向上心がある」「好奇心が旺盛」「物知り」「アクティブ」…だそう。納得する面も意外な面もあるなぁ。
さて、再来週も【「インプロ」を使ってアサーティブな人になろう!】に参加する予定。アクティブで居たい。
恵比寿ダイスキ
セミナーの後は、恵比寿ガーデンプレイスのマックで社労士の勉強をしたり、atreでお買い物をしたり。塾が休みの日までウロウロしているなんて、本当に、恵比寿が好きなんだなぁと思った。(生徒に会わないか、というヒヤヒヤした気持ちがなければ、もっとくつろげるかなぁ、とは思うけどね(苦笑))
唐突だけど、私は、以下のような卒論を書こうと思っている。(卒論相談会用の提出資料より。)
- 1.「六本木ヒルズ」ブランドの創出
1-1.都市開発の歴史
1-1-1.戦略的な都市ブランドの萌芽:渋谷
1-1-2.1980〜90年代の都市開発
1-2.「六本木ヒルズ」の開発経緯
1-2-1.開発以前の六本木
1-2-2.開発経緯
1-3.「六本木ヒルズ」の特徴
1-3-1.施設概要と「森ビル」の狙い
1-3-2.オープン当初の反響
- 2.「六本木ヒルズ」に集う人々
2-1.アーティストと「六本木ヒルズ」
2-1-1.パブリック・アート
2-1-2.写真集(篠山紀信・田中長徳・ホンマタカシ)
2-2.「ヒルズ族」のライフスタイル
2-2-1.「六本木ヒルズレジデンス」に暮らすセレブリティー層
2-2-2.起業家というアーティストの誕生
- 3.「六本木ヒルズ」ブランドの変容
3-1.批判の取り込み
3-1-1.回転ドア事件
3-1-2.ライブドア事件
3-2.「六本木ヒルズ」後の都市開発
3-2-1.表参道ヒルズ
3-2-2.東京ミッドタウン
この論文の中で、六本木ヒルズが、「働く」「遊ぶ」「暮らす」「学ぶ」など、ライフスタイルを全面的にカバーする完結した街だということを述べるつもりなんだけど、今日、歩いていて、恵比寿ガーデンプレイスは、そういう形での都市開発の先駆けなんだなぁと思った。
第一回MaxVision東京Div勉強会
今日は、MaxVisionが主催する勉強会に参加してきた。団体のゼネラルマネージャーを務めている経営コンサルタント・柳生雄寛さんと、Fan and companyの取締役を務める中村洋介さんの講演を聞く。
柳生さんの話は、ビジネスを学ぶ際の心構えを説く内容。たとえも身近で分かりやすく、関西弁交じりの早口マシンガントークは面白くて飽きなかった。しかも、今日から早速、学びの姿勢に変化を起こすことができる話だった。
私自身も何冊も持っているけれど、マーケティングだったり、マネジメントだったり、ブランディングだったり、ロジカルシンキングだったり…ややこしそうな横文字を冠した学習書が巷には溢れている。そういう書籍は大いに売れているけれど、実際の仕事や生活などにはほとんど活かせていない人が多いよね。(それは、高校までの受験勉強を思いだしても然り。) その壁を乗り越え、生きた勉強をするための心構えを教えてもらった気がするよ。著作権フリーとのことなので、講演内容を一部だけ紹介してみる。
- 絶対的・相対的、という視点を持つことは重要だ。例えば、私が名前すら思い出せない高校の同級生。彼は、絶対的な事実としてこの世に生きてはいるけれど、相対的な観点でいうと、私にとっては死んでいる。一方で、織田信長や豊臣秀吉はどうだろう。当然、絶対的には死んでいるが、相対的には、私にとって生きていると言えるのではないだろうか。
- 思う・憧れる、という段階から、目標として決める段階に行った者が成功する。例えば、セレブの生活を見て年収1億円くらいあったらいいなぁ、と、ただ単に思っているだけでは、いつまで経っても年収1億円にはなれない。達成のためには、それを目標として決め、分解して考えてみることが重要である。例えば、年収1億円って時給に直したらいくらなのか? 12ヶ月で割って約800万円、月の労働日数は20日くらいだから1日40万円。これで1日8時間働くなら、1時間5万円なのだ。この計算をし、自分が1時間5万円の報酬をもらえるだけの価値をどうやって生み出せるか・提供できるかを考えてみたらどうだろうか。
後半の中村さんの講演は、ロジカルシンキングや仮説思考に関するレクチャーだった。お話の中で、彼自身の会社が新卒採用ビジネスで犯した失敗や、ネット広告のビジネスモデルなどについて、かなり具体的で生々しい話を聞けたのが面白かった。
- ゼロベースでの思考、すなわち、当たり前に受け容れられているルールを疑ってみることの重要性。他にオプション(選択肢)がないか検討する中で、自分たちのビジネスが新しいルールを作ることができれば、そのビジネスはユニークで強い。
信頼感を高めるマナー術
i-Company主催の「仕事の筋トレ・セミナー 信頼感を高めるマナー術」に参加してきた。今回の講師を務めていたのは、JAL ACADEMYの伊東絹子さんという方。表情がとても豊かな上、話し方・見せ方が本当に面白い人で、2時間のセミナーの間、ずっと笑いっ放し・惹き付けられっ放しだった。
まず、導入として「隣の人にペンを貸してあげる」というロールプレイがあった。「ペンを貸してください」と言われたら、すぐに「はい」という言葉で相手の要求を受け止めたことを示し、その後さらに「今お出しします」などのポジティブな一言を付け加えることで、相手に安心感を与えることができる、とか。相手の本当のニーズは、ペンを借りてから文字を書くことなんだから、ボールペンを出した状態にして渡してあげると良い、とか。ペン先を自分の側にして右手で持って、少し左に傾けて渡せば、スムーズに相手の右手に収まる、とか。ペンを貸すと言う何気ない一つの行動も、じっくり分析してみると、様々な気遣いをこめることができるんだということを実感できて興味深かった。
このことを見ても分かるけれど、マナーと言うのは、堅苦しい義務や手続きではなく、心の中にある相手への気遣いが行動として表れる自然な営みなんだろう。ただ、あらかじめ、どういうときにどう振舞うべきなのかを知識として持っていると、行動に自信が持てて、ゆとりや余裕が生まれて、相手に安心感や信頼感を与えることができるんだと思う。
今日は、マナーに対してそんな視点を得られたこと、様々な実践的知識を学べたこと、楽しいレッスンの作り方のヒントをもらえたことなど、たくさんの意味で有意義だった。平日の夜にわざわざお金を払って学ぼうとする若い社会人(特に女性)がたくさんいるということを肌で感じられたことも刺激になったな。これからも色々なイベントにアクティブに参加していきたい。